2008-01-01から1年間の記事一覧

「協調力」その2  価格より信用

「協調が大事」ということで前回は記事を書いたが、別に競争市場を全否定しているわけではない。 それは現実に存在している。 小売の世界では、価格競争に意味がある。スーパーマーケットや家電量販店での買い物は「同じものならより安いもの」という意識が…

競争より協調が大事

「競争原理」ってやっぱあやしい。 ここ数年間日本を支配していた新自由主義は失敗に終わっている。「小さな政府」と言いながら結局は郵政を切り離しただけであり、それすらも公社化以上の効果は得られていない。PFIやPPPなど掛声は高かったが、結局政…

あいかわらず、知的水準の低い橋下腐知事

大阪府の公教育の改革より、橋下府知事の頭の中を改革するのが先だろう。 阪の小中学校での携帯電話持込禁止の件であるが、「本当にくだらない」としか言えない。 生徒が学校に携帯電話をもってくることにどう対処するか?。そんなことは学校に任せればよい…

的外れだよ、天木直人さん?- 国籍法改正、広がる誤解-

今まであまり関心のなかった国籍法改正だが、最近はちょっとその大きな動きに驚いている。 11月中にも成立の見通しだったこの法律が、自民・民主の話し合いで先送りされてしまったらしい。 理由については良くわからないが、おそらく自民・民主両党の保守的…

道路にしがみつくしかないのか?

自民党道路調査会で麻生首相の道路特定財源の一般財源化に伴い地方交付税1兆円を自治体に配分するという発言への反発が相次いだという。 「道路に使われれば文句はないが、全然ほかに行くなら反対せざるを得ない」(笹川堯総務会長) 既に道路公団が民営化…

断末魔の石原銀行

新銀行東京ではモラルハザードが起こっておりました。東京都では「自分とこの財布」ぐらいにしか思っていないのかもしれませんが、これでは金融機関としての信用力にも影を落としてしまいます。 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081023AT2C2201O2210200…

死刑をやめよう

激しく久しぶりの更新で大変申し訳ありません。 国連の自由権規約委員会が日本の人権保護状況に関する審査会合を開きました。 以下引用 日本政府は会合で、極めて凶悪な犯罪には死刑もやむを得ないとの国内世論があることなどを踏まえ、死刑制度を存続する方…

米国の対中東政策が変化したようだ

●6月19日。米NYタイムズは、イスラエルがイランの核施設攻撃に向けて大規模演習を実施したという米政府当局者の見解を報じた。 イランのアハマディネジャド政権が誕生していらい、イランの核施設への攻撃についてイスラエルは幾度と無く口にしてきている…

自民党は賞味期限切れ

最近特に思う。 自民党はもはや賞味期限切れ。日本を正しく運営する能力が無くなった。 原油高に対して何の施策もとらないのは利権がどうのこうのではない。 はっきり言って何も出来ないのだ。 原因は米国にある。だが米国に対して何もいえない。 一方、原油…

差別推進者のたわごとを哂う

産経新聞に掲載された 以下引用 【私の正名論】評論家・呉智英 言葉の誤読による糾弾 良い目的のためなら誤った知識を流し無知を煽(あお)ることが許されるのか。古来からあるテーマだが、近代国家では許されることではない。なぜならば、国家意志は国民の…

公教育の破壊を模索する都教委

都立高校長、教委に反旗「職員会議で挙手禁止おかしい」 http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY200805210162.html?ref=toolbar2 既に2006年から、こんな異常なことが行われてきていたということを知らなかった。 東京都教育委員会はどうやら、公教…

教育現場は政治プロパガンダの場ではない

「文部科学省は17日、中学校社会科の新学習指導要領の解説書に、韓国と領有権を巡って争いのある竹島を「我が国固有の領土」として新たに明記する方針を固めた。 これまで北方領土に関する記述はあったという。であれば、竹島に言及しないのもちょっとおかし…

まさか米軍に期待する日が来るとは…

米軍が強姦米兵を軍法会議 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008042502006560.html ちょっと米軍を直した。 日本の右翼は同胞である日本人の被害者少女を非難することしかできなかった。 右翼は性犯罪者の味方をしたわけだ。 これも右翼…

日本人には奴隷が似合う

別に冗談でもなんでもない。 日本人には“奴隷”が最も適している。 全ての意思決定を「役所」と「政治屋」に任せ、自ら社会に貢献することもなく、テレビに踊らされ、格差社会をそこそこ楽しんで日々生活している。 「何かおかしい」 そう感じながらも、下手…

中国共産党の悲鳴が聞こえる

「中国共産党は今、危機に瀕しているようなのです」。既に数年前、ぎんがみにそう教えてくれた人がいる。彼は中国で建設プロジェクトに携わっており、許認可事項などで中国政府との接触もおおい。また中国人労働者の監督もしており、中国の一般階級との付き…

右翼テロリズムは国民の敵

右翼は以下のようにおどしをかけたらしい。 …………………………………………………………………………………………………………………………… 「前『南京』という映画の時、みんなが劇場に乗り込んで、(劇場の)スクリーン切ったんだよ。中止しないと、そういうことが起きるよ…」 「別に脅かしているわけ…

映画「靖国」に関心がない私

自民党の稲田朋美議員の検閲にも等しい「事前上映」。これをメッセージとして受け取った街宣右翼および日本会議による恫喝、それを畏れて上映の中止もしくは延期を決めた映画館。 どれをとっても、全て批判されるべきことである。 表現の自由の侵害であると…

愛国心の押し付けには気をつけろ

なぜ、国が「愛国心」を国民に押し付けるのか。 国によって強制される愛国心とは、国民を利用しようとするものたちの利益を目的とするものでしかありえない。 歴史を振り返ってみればあきらかだが、国が愛国心を国民に刷り込もうとするとき、国は国民個人の…

テレビマスコミの病理③ 緩慢なる自殺へ…

最近のテレビは、政府への擦り寄りが激しくなった。報道機関としての自立性を自ら棄てようとしているかのようにさえ見える。 小泉政権の終盤で、まさか小泉ドラマをテレビで放映されるとは思わなかった。さらにその後には安倍ドラマまで放映された。ヘドが出…

テレビマスコミの病理② クソったれなスポーツニュース

私はF1をたまに見る。ところが昨年ぐらいから地上波放送のオープニングに違和感を感じるようになった。最大の問題はスターティンググリッドの紹介。以前なら全てのチームとドライバーを紹介していたのだが、最近はトップクラスと日本人ドライバー、日本車…

テレビマスコミの病理① ステレオタイプ・ストーリー

テレビ報道の内容が最近ますます低質化しているように思う。 犯罪報道は異様なまでに犯人に対する憎悪を煽り、視聴者の判断を狂わせている。政治に対しては、あからさまに与党に擦り寄り、批判ができなくなってきた。世界情勢に関する報道については実にお粗…