#練習用

原子力見直し論議が熱い

今、経済産業省で「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」という審議会が行われている。昨年10月に立ち上げられたこの審議会では、福島第一原発事故をうけて、原子力をどうするか、日本の電力事業をどうするか、そういう基本的なところから、現行のエネ…

尖閣衝突ビデオ関連で思うこと

流出した尖閣衝突ビデオの内容は想像の域を超えるものはなにもなかった。 所詮、この程度なので、流出することでまたもや騒ぎになってしまったことが正味の損失となった。 このビデオを見て「明らかに中国漁船がぶつかってきた」と断言できる人は、ウソつき…

父の戦争

父が鹿児島からアンダマンへ向かった船の上では、「もう生きて帰れない」とメチルで乾杯(当時、アルコールはメチルしかなかった)。その結果、半数が戦地につく前に死亡。さらにアンダマンではマラリアで残りの半数が死亡した。戦闘でなくとも多くの兵士が…

海兵隊のグアム移転、工事業者には…

暫く前のニュースだが、海兵隊移転工事を韓国系企業も2社受注 日本は1社のみでした。 $4-Billion Award Propels Navy Construction Effort on Guam 05/19/2010 By Debra K. Rubin Even as the U.S. Navy awarded seven U.S. and Guam-based joint-venture …

「緩慢な自殺」って

「アルコール中毒は緩慢な自殺」という見方があるそうだが、なんだか気に入らない。 「緩慢な自殺」というのは、自ら人生を放棄し自堕落な生活を送りつつ、死を迎えるというイメージだろう。本人が自虐的に自分の状況をそう呼ぶのは勝手だ。しかし、第三者が…

八ツ場ダムをコストや進捗率で語る愚

「ここまで進めちゃったんだから最後までやったほうがいい」 「中止の方がお金がかかるので進めたほうがいい」 八ツ場ダムの件で推進派が口にするのは、こんなことばかりだ。 いずれも実に下らない主張であり、聞く耳持つ必要がない。 推進すべきか否かは、…

かんぽの宿問題が示す、入札への無知・無理解

競争入札は価格で決まる、と勘違いしている人があまりにも多い。 だが、価格は最も重要な評価項目ではあるが、必ずしも価格だけで発注先が決定されるわけではない。「安物買いの銭失い」「安かろう悪かろう」という言葉もあるとおり、価格のみで決めてしまう…

あえて言葉狩りの復活を唱えたい

「言葉狩り」は差別語を排除し、差別感の少ない代用語への言い換えを促すものであった。差別語が無意識に使用されることで、傷つく人を減らしたい。同時に、それが差別語であるということを、その言葉の使用者に知ってもらうことで、差別そのものの減少を狙…

「土人」-差別語の歴史を考える

mixiで知り合った瑠璃子さんのブログで、呉 智英氏の記事をめぐるちょっとした論争があった(論争、と呼べるものかどうかはおいといて)。その内容はともかく、そこで問題点の一つとなったのが「土人」という言葉の差別の歴史だ。 現在ではほぼ万人が差別語…

鯨食文化を守るため、調査捕鯨をやめるべき

【ワシントン25日時事】25日付の米紙ワシントン・ポストは、ホガース国際捕鯨委員会(IWC)議長(米国)が日本による南極海での調査捕鯨を縮小する代わりに日本沿岸での捕鯨を容認する試案を検討しており、合意の取りまとめに向けて水面下で協議中だ…

アラブと関係強化する日本

経済産業省は今年11~12月にアラブ連盟との共同で「日本・アラブ経済フォーラム」を実施する。数日間にわたり、官民一体となって日本とアラブが交流する大規模イベントとなる。 アラブ連盟とは、1945年にアラブ諸国の独立と主権擁護を目的に設立された組織。…

望んでいるのは民主党政権か?

自民党が民意から逸脱した政策しか打ち出せないという、きわめて硬直した組織となり、あとは瓦解を待つしかない現状において、民主党政権の誕生が現実味を帯びてきた。国民の多くも、政権交代に対する期待感が出てきているように見える。 だが、本当に望んで…

どうやら世界は変わってしまったようだ

新年号を編集していて改めて思ったのだが、どうやら世界は変わってしまったようだ。 リーマンショック以後の世界経済の混乱は、深い眠りから突然、起こされたときの意識の混乱に似ている、と思う。それまでも、サブプライムローン問題が経済に影響してくると…

「協調力」その2  価格より信用

「協調が大事」ということで前回は記事を書いたが、別に競争市場を全否定しているわけではない。 それは現実に存在している。 小売の世界では、価格競争に意味がある。スーパーマーケットや家電量販店での買い物は「同じものならより安いもの」という意識が…

競争より協調が大事

「競争原理」ってやっぱあやしい。 ここ数年間日本を支配していた新自由主義は失敗に終わっている。「小さな政府」と言いながら結局は郵政を切り離しただけであり、それすらも公社化以上の効果は得られていない。PFIやPPPなど掛声は高かったが、結局政…

あいかわらず、知的水準の低い橋下腐知事

大阪府の公教育の改革より、橋下府知事の頭の中を改革するのが先だろう。 阪の小中学校での携帯電話持込禁止の件であるが、「本当にくだらない」としか言えない。 生徒が学校に携帯電話をもってくることにどう対処するか?。そんなことは学校に任せればよい…

的外れだよ、天木直人さん?- 国籍法改正、広がる誤解-

今まであまり関心のなかった国籍法改正だが、最近はちょっとその大きな動きに驚いている。 11月中にも成立の見通しだったこの法律が、自民・民主の話し合いで先送りされてしまったらしい。 理由については良くわからないが、おそらく自民・民主両党の保守的…

道路にしがみつくしかないのか?

自民党道路調査会で麻生首相の道路特定財源の一般財源化に伴い地方交付税1兆円を自治体に配分するという発言への反発が相次いだという。 「道路に使われれば文句はないが、全然ほかに行くなら反対せざるを得ない」(笹川堯総務会長) 既に道路公団が民営化…

断末魔の石原銀行

新銀行東京ではモラルハザードが起こっておりました。東京都では「自分とこの財布」ぐらいにしか思っていないのかもしれませんが、これでは金融機関としての信用力にも影を落としてしまいます。 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081023AT2C2201O2210200…

死刑をやめよう

激しく久しぶりの更新で大変申し訳ありません。 国連の自由権規約委員会が日本の人権保護状況に関する審査会合を開きました。 以下引用 日本政府は会合で、極めて凶悪な犯罪には死刑もやむを得ないとの国内世論があることなどを踏まえ、死刑制度を存続する方…

米国の対中東政策が変化したようだ

●6月19日。米NYタイムズは、イスラエルがイランの核施設攻撃に向けて大規模演習を実施したという米政府当局者の見解を報じた。 イランのアハマディネジャド政権が誕生していらい、イランの核施設への攻撃についてイスラエルは幾度と無く口にしてきている…

自民党は賞味期限切れ

最近特に思う。 自民党はもはや賞味期限切れ。日本を正しく運営する能力が無くなった。 原油高に対して何の施策もとらないのは利権がどうのこうのではない。 はっきり言って何も出来ないのだ。 原因は米国にある。だが米国に対して何もいえない。 一方、原油…

差別推進者のたわごとを哂う

産経新聞に掲載された 以下引用 【私の正名論】評論家・呉智英 言葉の誤読による糾弾 良い目的のためなら誤った知識を流し無知を煽(あお)ることが許されるのか。古来からあるテーマだが、近代国家では許されることではない。なぜならば、国家意志は国民の…

公教育の破壊を模索する都教委

都立高校長、教委に反旗「職員会議で挙手禁止おかしい」 http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY200805210162.html?ref=toolbar2 既に2006年から、こんな異常なことが行われてきていたということを知らなかった。 東京都教育委員会はどうやら、公教…

教育現場は政治プロパガンダの場ではない

「文部科学省は17日、中学校社会科の新学習指導要領の解説書に、韓国と領有権を巡って争いのある竹島を「我が国固有の領土」として新たに明記する方針を固めた。 これまで北方領土に関する記述はあったという。であれば、竹島に言及しないのもちょっとおかし…

まさか米軍に期待する日が来るとは…

米軍が強姦米兵を軍法会議 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008042502006560.html ちょっと米軍を直した。 日本の右翼は同胞である日本人の被害者少女を非難することしかできなかった。 右翼は性犯罪者の味方をしたわけだ。 これも右翼…

日本人には奴隷が似合う

別に冗談でもなんでもない。 日本人には“奴隷”が最も適している。 全ての意思決定を「役所」と「政治屋」に任せ、自ら社会に貢献することもなく、テレビに踊らされ、格差社会をそこそこ楽しんで日々生活している。 「何かおかしい」 そう感じながらも、下手…

中国共産党の悲鳴が聞こえる

「中国共産党は今、危機に瀕しているようなのです」。既に数年前、ぎんがみにそう教えてくれた人がいる。彼は中国で建設プロジェクトに携わっており、許認可事項などで中国政府との接触もおおい。また中国人労働者の監督もしており、中国の一般階級との付き…

右翼テロリズムは国民の敵

右翼は以下のようにおどしをかけたらしい。 …………………………………………………………………………………………………………………………… 「前『南京』という映画の時、みんなが劇場に乗り込んで、(劇場の)スクリーン切ったんだよ。中止しないと、そういうことが起きるよ…」 「別に脅かしているわけ…

映画「靖国」に関心がない私

自民党の稲田朋美議員の検閲にも等しい「事前上映」。これをメッセージとして受け取った街宣右翼および日本会議による恫喝、それを畏れて上映の中止もしくは延期を決めた映画館。 どれをとっても、全て批判されるべきことである。 表現の自由の侵害であると…