何とか前に進んでいかなきゃね

この一ヶ月間、心が安まることが無かった。 常に追われ、常に緊張を強いられてきた。 もうヘトヘトなのである。 まだ、何があったか公にはできないんだけれど、それはまさに、足下から崩れ落ちるような感じだった。 何をどうすれば良いのか、何も先が見えな…

「絶対に許さない」

令和天皇即位の礼で、沖縄の相良倫子さんが招待されたというニュースを見た。昨年の沖縄慰霊の日に、平和の詩「生きる」を朗々と暗唱した中学3年生。今年は高校1年生となっている。 改めて、その平和の詩を読み返してみる。それは自分が生まれ育った沖縄の…

まあ、そうなるだろうとは思っていたけど

東京電力元経営者の福島原発事故責任を問う裁判。無罪判決となってしまった。 巨大事故で企業トップを罰する適切な法が無い以上、東電元経営陣への無罪判決は、ある意味しょうが無い。ちょっと期待していたんだけど…。 巨大事故で経営者を法的責任に問えない…

なんか吹っ切れたかな?

なんか、どうでも良くなった。 いやこれは前向きな意味で。細かいことを気にしてたけど、どうでも良くなってきた。 相手の気持ちをいちいちおもんぱかっていられない。 そんな余裕は最初からないのだ。そうだ。僕には余裕が無い。だからあれこれ色々なことを…

花椒(ホアジャオ)中毒かも

明けましておめでとうございます。 昨日、ようやく新年号の編集作業が終わって、やっとこさ正月休みできる、とホッとしているところです。締め切り直前の一昨日、疲労がたまるなかホアジャオとトウガラシで味を付けたレンコンを頂いた。辛さと痺れが実に心地…

喉の痛みは…

2週間前から喉が痛みだした。 最近始めた治療のせいかとも思ったが、どうやら違うようだ。 内科に行き、抗生剤と消炎剤をもらって飲んでも、痛みは酷くなる一方。 片方の扁桃腺がヒリヒリして、一時期は唾を飲み込むのも痛いほどになった。たまらず、耳鼻咽…

バードウォッチングに行ってきた

東京にはいくつか、バードウォッチングが出来る場所がある。これはそのうちの一つ、東京港野鳥公園で撮ったもの。大田市場の裏手に当たる場所だけれど、本当に都内とは思えないほど自然環境が作られて、多くの野鳥が集う。 干潟が再現されていて、良く見ると…

もうね奇跡かと思った

昨夜は月食だった。秋葉原あたりを歩きながら、皆既月食みることが出来た。赤い月は不思議な魅力、というか殆ど魔力のようなものを持って、見る人に迫ってくる感じだ。もっとも、都心ではビルの隙間から月を見る形となる。だからビルの陰に、月食を見る人々…

日本は本当にトルコSinop原発を受注できるのか?

安倍総理大臣とトルコのエルドリアン首相との会談で、トルコのSinop原子力発電プロジェクトで日本が優先交渉権を獲得した。中には受注確定とまで書いた新聞もある。これに対して「福島原発事故があったのに無責任だ」という声もあるが、その前にこれは本当な…

脱原発パブコメしてみた

「エネルギーと環境に関する選択肢」に対してパブリックコメントした。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html ここに比較的わかりやすく中味をまとめてある http://www.sentakushi.go.jp/ そしてHPからのパブリックコメントはこちらから h…

大阪市家庭教育支援条例前文にツッコミ入れてみた

> かつて子育ての文化は、自然に受け継がれ、父母のみならず、祖父母、兄弟、地域社会などの温かく、時には厳しい眼差しによって支えられてきた。 「三丁目の夕日」の見過ぎ。見捨てられた子供は多かったし、貧しさのなかで、教育を受けられなかった子供も…

硬直的で不透明な非合理性

東日本大震災から1年が経過した。あの震災と福島原発事故は、日本のあり方を根底から揺さぶる大きな事件であったにも係わらず、この1年間で日本はさほど大きく変わってはいない。むしろ、ある部分では震災などなかったかのように振舞っている。 今、総合エ…

原子力見直し論議が熱い

今、経済産業省で「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」という審議会が行われている。昨年10月に立ち上げられたこの審議会では、福島第一原発事故をうけて、原子力をどうするか、日本の電力事業をどうするか、そういう基本的なところから、現行のエネ…

電力会社の選択と集中

東京電力が火力発電所を売却し、電源を外部から調達するという。 これまで電源は殆どを自社保有とし、一部について外部から調達していたが、この自前主義を大きく方向転換することになる。この話自体は、東京電力の賠償事業のため、債務超過が懸念されている…

中国高速鉄道事故 雑感

中国高速鉄道の事故をTVが連日報じている。 報じてはいるが、中国政府の批判を繰り返すだけである。 もちろん、事故原因が明らかになる前に論評するのは、あまり好ましく無いのだけれども、何せ中国なので、事故原因の詳細が発表されるかどうかわからない…

「地下式原発」という“マンガ”にしがみ付く原発推進議員

超党派議連の「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」が発足した。遂に、原子力は遂に、こんな子供じみた“マンガ”にしがみ付くようになったのである。しかしこれは完全に負け犬の発想であることに気付くべきだ。 地下式原子力の利点として議連の説明は、①地…

福島原発事故は原子力からの脱却を早めた

東日本大震災から2カ月。思いがけずテレビの取材を受け、ラジオに出演するという今までにない経験をすることとなり、週刊誌数誌に自分のコメントが載り、原稿依頼が若干増えた。それもようやく、ひと段落が着いた。 正直、震災まで原子力を容認する立場だっ…

やっぱり電力自由化は必要だ

福島原発事故は、世界最大の電力会社である東京電力でさえ、原発事故を単独で補償することが出来ない、という事実を示した。また、いわゆる「計画停電」では電力会社の最大の責務である供給責任を果たせなくなったことを示した。震災の影響とは言え、かつて…

新たな電力インフラの議論が必要だ

供給責任をどう捉えるか 福島原子力発電の事故は、既にチュルノブイリの状況に極めて近づいてきている。原子炉および格納容器の爆発を防ぐためには、とにかく水による冷却を続けていかなければならない。だが、冷却も今後どれだけの時間が必要か、今のところ…

脳死状態の原子力

上関原子力計画で中国電力が、工事を強制的に着手した。 祝島住民の反対運動を避けるかのように、夜中の2時に工事を始めるたという。 反対住民と対峙し、工事作業の妨害をさせまい、と体を張るのは警備会社の社員(いや、アルバイトかもしれない) そして、…

尖閣衝突ビデオ関連で思うこと

流出した尖閣衝突ビデオの内容は想像の域を超えるものはなにもなかった。 所詮、この程度なので、流出することでまたもや騒ぎになってしまったことが正味の損失となった。 このビデオを見て「明らかに中国漁船がぶつかってきた」と断言できる人は、ウソつき…

父の戦争

父が鹿児島からアンダマンへ向かった船の上では、「もう生きて帰れない」とメチルで乾杯(当時、アルコールはメチルしかなかった)。その結果、半数が戦地につく前に死亡。さらにアンダマンではマラリアで残りの半数が死亡した。戦闘でなくとも多くの兵士が…

千葉法相が死刑を執行したことの「重み」

死刑反対議員連盟のメンバーだった千葉法相が死刑を執行した。 もっとも、千葉氏は法務大臣に就任したときに、死刑廃止議連からは脱退している。 「死刑の執行にサインする」ことが法相の責務の一つとなっているからだ。 この件で色んな見方が出ている。 死…

海兵隊のグアム移転、工事業者には…

暫く前のニュースだが、海兵隊移転工事を韓国系企業も2社受注 日本は1社のみでした。 $4-Billion Award Propels Navy Construction Effort on Guam 05/19/2010 By Debra K. Rubin Even as the U.S. Navy awarded seven U.S. and Guam-based joint-venture …

音の波間に身を委ねて

昨夜、クラシックのコンサートに行った。 コンサートに行くなんてこと、本当に何年ぶりだろう。 ましてやクラシックのコンサートだ。 学生時代にはロックンロールばかりだった自分が、クラシックなんて、とちょっと自嘲してみたりした。このコンサート、クラ…

あやしいぞ、阿久根市長

阿久根市長家族の経営会社、市発注工事を1円差で落札 http://www.asahi.com/national/update/0320/SEB201003190056.html 坂口弁護士がブログでその金額を入れることの難しさを示している。 阿久根市長の家族会社の落札は天文学的難しさ(地方自治96) ht…

いつまでも居るって、安心してた

元祖「合がけ」87年 築地の「大森」20日閉店 http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201003190136.html いつも前を通る度に、「今後また、ここの合いがけを食べよう」って思ってた。 でも僕はいつも、寿司やら、ラーメンやら、海鮮丼やら、親子…

盲導犬の胆力

先週金曜日、横浜での取材の帰りの東海道線の車中、盲導犬に出合った。視覚障害の女性の補助犬だ。 少し離れたところから何気に彼(?だと思う)を見てみると、なんと左の前足が、隣に立ってたサラリーマンの靴の甲の上に乗っている。つまり、この人、ことも…

内閣府の死刑世論調査が示す「恥」

内閣府の死刑に関する世論調査の結果概要 http://www8.cao.go.jp/survey/h21/h21-houseido/2-2.html この調査で考えたこと ①「場合によっては死刑もやむを得ない」が85.6%で過去最高。死刑廃止はわずか5.7%で過去最低。「わからない・一概に言えない」も8.…

日本は韓国に負けている

日本の海外での建設工事の受注総額は今年度、300億ドルを下回ることになりそうだ。(海外建設業協会統計、プラント・エンジニアリング成約統計などからの推計) これに対して韓国の海外建設受注高は、2009年の1年間で、953億ドルと大きく差をつけられている…