#国際経済

電力会社の選択と集中

東京電力が火力発電所を売却し、電源を外部から調達するという。 これまで電源は殆どを自社保有とし、一部について外部から調達していたが、この自前主義を大きく方向転換することになる。この話自体は、東京電力の賠償事業のため、債務超過が懸念されている…

日本は韓国に負けている

日本の海外での建設工事の受注総額は今年度、300億ドルを下回ることになりそうだ。(海外建設業協会統計、プラント・エンジニアリング成約統計などからの推計) これに対して韓国の海外建設受注高は、2009年の1年間で、953億ドルと大きく差をつけられている…

「技術」「品質」だけでは日本が失速する

日経平均株価が1万円台に回復し、米国の住宅着工件数も11月は大幅増加。ドバイショックにゆれる中近東には多少の不安感は残るものの、中南米、中国、アフリカ、欧州の各地域は米国の景気回復が本格化するまえに、設備投資への意欲は高まりつつある。 要する…

絶望的!? 海外水ビジネスへの日本参入

上下水道事業などの水ビジネスが世界的に注目を集めている。2025年には全世界で100兆円を超える規模となると見られている水ビジネスに対し、日本企業も参入を目指して、協議会を設立するなど、動きが活発化してきた。 しかし、海外の上下水道事業は、日本の…

資源ナショナリズムの元凶は米国(ぎんがみ風[ヤバイぞ日本])

米国の夏のガソリン需要のピークを前に、原油価格は上昇を続け、7月31日に原油価格は78.2ドルとなり、さらに翌日8月1日には78.77ドルまで上がった。先物ではない市場価格の最高値である。ところがその後、原油価格は急落し69ドル台まで落ちている。 なぜ…