「改革できない」自民党

31日の自民党マニフェスト発表会は、記者クラブ加盟社以外は完全にオミットされるという。ネットメディアである「ザ・ジャーナル」が出席を拒否されたらしい。

自民党に取材拒否された!」
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/07/post_337.html

「会見は原則としてテレビ局と新聞社のみを対象に行われ、ネットメディアやフリージャーナリストは、党が認可した者以外は排除される見通し。
 一方、27日に開かれた民主党マニフェスト発表会では、どのような記者でも出席できる“開かれた”記者会見だった。」

メディアが拡大している現在、会見への出席を制限するのは政党として好ましい態度ではないと思う。

記者クラブ加盟社は会費を払って参加しているが、そもそもクラブへの加盟条件のハードルが高い(基本的に日々ニュースを出せる媒体でなければならない。したがってTVと日刊の新聞に限られる)しかも密接はな関係がある以上、記者クラブ加盟社は厳しい質問をしにくくなっている。それが自民党を助けてきた一因でもある。

そういう記者クラブを重視し、その加盟社以外の取材を断るような政党には「改革」などできようはずもない。記者クラブとの癒着すら、解消できないクセに、官僚との癒着を断ち切れるはずもない。

案外、こういうところでその組織の姿勢ってのが見えちゃったりするんですよ。

語るに落ちたな。自民党